はじめに
これはVR(VirtualReality)という、コンピュータで仮想世界を作り出し、あたかも現実世界にいるような感覚を体験できる技術を使って作成したものだ。
医療機器業界でのプロモーション資材として、このような最新技術を使ったものが出てきている。今回は医療機器業界における取り組みを簡単に紹介したい。
医療機器業界での運用例
仮想世界を作り出す最新技術は色々なものが出てきている。概念的な考え方として、いくつか紹介したい。
【VR:VirtualReality】
日本語では「仮想世界」と訳される。ディスプレイに映し出された仮想世界に、自分が実際にいるような体験ができる技術だ。家庭向けのVRヘッドセットやゴーグルも販売されており、身近に感じる方もいると思う。
【AR:AugmentedReality】
日本語では「拡張現実」と訳される。現実世界にCGなどで作った仮想現実を反映(拡張)させるもので技術だ。上記スライドの「KOL学会CG技術活用」などは、これに該当する。
【MR:MixedReality】
日本語では「複合世界」と訳される。現実世界の情報を、カメラなどを通じて仮想世界に反映させることができる技術だ。上記スライドの「操作シミュレーションシステム(医療機器)」などは、これに該当する。
さいごに
上記スライドは、製薬会社でのデジタル活用(全体図)を纏めたものだ。
様々な業務機能で活用されているが、特にプロモーション機能におけるデジタルの活用は、今回のコロナウイルス以降、活発化している。
医療業界における最新技術・デジタル活用だが、その中には多種多様なものが含まれており、とりあえず他社もやっているからと着手することになりやすい。
自社の中長期目標達成へ向けて解決すべき課題は何か? 明確にして・優先度をつけた上で、デジタル化対応の計画を作成するのが望ましい。
以上
この記事は各種公開情報・ibg経験等を基に、ibgが内容を作成したものです。