·
![broken image](http://user-assets.sxlcdn.com/images/862575/FpB9bD5JeWS8lSRyGswWwl0wSVy0.png?imageMogr2/strip/auto-orient/thumbnail/1200x9000>/quality/90!/format/png)
2023年4月11日、国家組織医薬品連合購買オフィスより《全国医薬品集中購買選定結果の通知》が発表された。
【通知文書】
- 選定された医薬品(企業別、省別)
- 各省の予備供給医薬品(企業別、省別)
- 選定された医薬品(包装方式情報付き)
今回の選定結果に基づく医薬品の購入は2023年7月から開始される。
具体的な開始日時はこれまで同様、各省で決定・通知される予定だ。
![broken image](http://user-assets.sxlcdn.com/images/862575/Fryv1kp2TKqnUPv8xeh4EL_IMUmw.png?imageMogr2/strip/auto-orient/thumbnail/1200x9000>/quality/90!/format/png)
![broken image](http://user-assets.sxlcdn.com/images/862575/FnqyTnmzqy1y2FIj9M3exuujnNRa.png?imageMogr2/strip/auto-orient/thumbnail/1200x9000>/quality/90!/format/png)
上記2枚のスライドは、これまで行われた国家VBPの実施内容・結果をまとめたものだ。(第6回:インスリン注射薬はフレームが異なるので未記載とした)
第8回だが、日系製薬メーカーだと以下の2品目が対象となった。オリジナル薬メーカーである日系2社ともに落札へ応じていない。
- アルガトロバン注射液(一般名。オリジナル薬メーカー:田辺三菱製薬)
- メコバラミン注射液(一般名。オリジナル薬メーカー:エーザイ)
![broken image](http://user-assets.sxlcdn.com/images/862575/Fi0vdIF3pHE6CfgHoEeCNViOIkmB.png?imageMogr2/strip/auto-orient/thumbnail/1200x9000>/quality/90!/format/png)
上記は、第1回~第5回の国家VBP対象となったオリジナル薬に関して、“落札した場合(左側)”と“落札しなかった場合(右側)”の売上変化をまとめたものだ。
あくまで、対象となったオリジナル薬の“合計データ”である。各社・各製品の状況があるので、「落札しない場合は売上減少幅が小さい」と一概には言えないことを了承ください。
第8回国家VBPの対象となった医薬品だが、全て“1+4”或いは“0+5”以上のものだった。(“中国上市済みオリジナル薬数”+“一致性評価ジェネリック薬数”)
既に第9回以降の対象品目に関する予測が各種メディアで行われている。
【現状】
- “1+4”or“0+5”以上:55品目
- “1+3”or“0+4”以上:103品目
- “1+2”or“0+3”以上:198品目
上記の現状を見ると、第9回は一致性評価品目が4つ以上の医薬品が対象になると予想される。
ちなみに第9回国家VBP対象品目は、2023年7月頃に発表されると言われている。(第8回対象品目の発表は2023年1月。今後は以前の通り年2回のペースになると考えられる)
以上
この記事は各種公開情報・ibg経験等を基に、ibgが内容を作成したものです。