ibg沿革

独立自尊の生き方
2018年は、世界経済・社会・政治における変化がこれまで以上に大きな年でした。 不確実な時代となり、会社経営にも複雑さが増してきたように感じます。 そういった中、年初にibg上海 新3か年中期計画を掲げて走り出した2018年。 弊社は順調なスタートを切ることができました。 現場メンバー達が、営業活動からデリバリーまでを牽引してくれたおかげで、 数字という結果にも繋がったと思います。 2019年を迎えるにあたり、「不動心」という言葉をibgメンバー及び私自身に発信したいと思います。 先の見えづらい時代だからこそ、周囲の事象に流されず、自分に対して正直に・清廉に生きたいと思います。

——董事長 西岡昌平
設立10年、ibgで働く意義を再考する
ibg上海が設立されて10年が経ちました。 転職が日常茶飯事の中国市場において、ibg上海に10年以上勤めるメンバーは全体の1/4を占めています。 なぜ大手他社に行かずにibgで働き続けるのか? 環境に慣れて忘れてしまいがちですが、そんなことを考えるきっかけとなった1年でした。 ibgでは、1人1人の裁量できる範囲が広いです。自由度が高い分、各自の責任も重いです。 そんな自由と責任があるからこそ、熱意のある人にとっては面白い環境になっています。 「ibgは、自分の存在意義を追求し続ける人達の集まり」だと私は考えています。 他者が作った秩序にすがるのではなく、自分が当事者となって、新しい秩序・世界を作り出すことを目指す人達の集まり・チームです。 2017年も、背景・国籍・考え方の異なる多種多様な4人のメンバーが加わりました。 Enjoy Challenge!  楽な方向に流されず、自身が納得できる人生を目指していきたいと思います。

——董事長 西岡昌平
経営陣の若返り、新たな取り組み
経営陣の新旧交代を行い、これまで培ってきたものを引継ぎつつ、新たな市場・領域への開拓に取り組みました。 日本事業の営業体制強化・企業診断サービスといったコンサルティングサービスの提供・ibg日本ホームページの刷新等、グローバル事業を更に強化しました。 また各国のibgコンサルタントが米国に集まり、組織・国籍・文化・言語の異なる顧客関係者を繋ぎながら、短期間で新業務・新システムを立ち上げたBuffaloプロジェクトも この年の大きな経験です。生産プロセスの管理レベル・データ活用レベルを向上させ、顧客の生産基盤を強化することに貢献できました。
若手リーダー達の台頭、ヘルスケア市場活動の継続、日本事業の強化
PJデリバリーだけでなく、特にこれまで経営陣中心に行われていた文化形成活動が、若手リーダー主体で実施されるようになりました。 新人育成に自ら手を挙げる人、経営陣に対してibgのあり方を建議する人、「個人の夢」と「会社発展」の関係性についてメンバー達を上手く巻き込みながら議論する人。 「ibg」という遺伝子を次世代に継承する素地が形成されるつつあると感じた年です。 また2013年より開始したヘルスケア業界向けの市場への活動も、関係者のご協力のもと2015年も複数の講演を担当させて頂きました。 日本事業の更なる発展へ向けて本格的な体制強化を始めたのもこの年です。
戦略目標の実行開始
新たな中期計画の実行を開始した年です。いくつか決めた戦略目標のひとつは、経営体制の変更です。我々はコンサルティングサービスを生業としていますが、『自ら経営を経験することによって、よりお客様の経営視点に立てる』という考えがあります。これは設立当初からのものですが、明文化し実行しました。もうひとつは、iSoul®の強化です。これまでも活用してきたコンサルティングツールですが、更に強化する取組みを始めています。市場活動では、IVD(体外検査機器)研究会における基調講演を担当しました。また、7名の新しいスタッフを迎え入れることができたのも、この年の嬉しいニュースの一つです。
新中期計画策定、市場活動の開始
5か年中期計画の最後となるこの年、4年連続で経営目標を達成することができました。翌年以降の活動に向けては、新たな中期計画を策定しています。中国大陸の景気減速が表面化する中、2014年からの未来3年のプランを皆で議論しました。また、前年に創った新人事制度の運用開始の年でもありました。全員が参加、全員が主役の制度とするべく、理解・共感・浸透・定着に多くの時間を割きました。また、我々の重点領域の一つであるヘルスケア業界向けに、医薬品部会での講演(5月)や今後の中国医薬品市場について考える業界交流会(9月)を実施したのも、この年です。
設立5周年、社内活性化活動を積極的に実施
中国政権交代や8年ぶりの対前年比マイナス経済成長予測など、歴史的な節目の年と言えます。ibgにとっても設立5年となるこの年には、新たなスローガン:照顧脚下を掲げて活動しました。i-Changeと名付けた社内活性化プロジェクトは、5周年記念式典や日本(大阪、京都)での新年会など多岐にわたるチームビルディング活動として展開されました。毎月実施している社内交流会(Monthly I be “G”)においても、日頃の感謝の気持ちを発表する“Smile給”を開始しました。多くのスタッフが成長する中で、より強い組織を創るためには、マネジメントも更に成長しなければなりません。より明確で成長実感を持てる人事制度を、自ら創ったのもこの年でした。。
iCCP(日本人大学生インターン)開始
同年3月11日に発生した東日本大震災は、日本に非常に大きな爪痕を残すこととなりました。世界のサプライチェーンに与えた影響も相当でした。離れた中国の地から我々に何かできることはないか?を考えた末に始めたのが、iCCPです。将来の日本を背負う若い方々に対して、日本の外にいる立場から伝えられることがあるのではないだろうかという発想です。この年以降、iCCPは、恒例イベントとして継続しています。一方、将来の目標を見定めibgから巣立って行くスタッフも出てきます。我々は退職を“卒業”と呼び、卒業後も良い関係が続く強固な信頼関係、人的ネットワーク作りを目指しています。
5か年計画の策定と実行
設立3周年となるこの年、全社会議を上海の太陽島で実施しました。これまでの振返りを行い、前年2009年を初年度とする5か年の中期計画を再整理(2009~13)しました。前年に策定した短期戦略で失いかけた将来への視点や希望を、スタッフ全員が改めて持つ必要があります。目指す方向への認識を統一する上では、大事にする価値観を議論することを避けて進めません。立場や経験、国籍や性別を問わず率直に意見を交わすことで、相互理解を深めました。また、同年7月、早や3つ目となるオフィス替えを実施しています。皆でデザインした新しいこの場所は、現在のオフィスでもあります。
危機感の共有と短期戦略の統一
前年の金融危機は、コンサルティング業界にも大きな影響をもたらしました。ibgも例外ではなく、先行き不透明な状況から生まれる漠然とした不安感が拡がっていました。これを払拭するには、より明確で現実的な戦略を打ち出す必要があります。新規事業への試みをいったん諦め、重点領域を明確にして資源投入を集中させます。スタッフ皆と危機感を共有しどう乗り切るかを話し合い、新しい人事制度も生まれました。一方、お客様のビジネス環境も厳しい中で実施するプロジェクトは、お客様との間に強い信頼を築くことに繋がりibgの大きな財産となりました。皆で事業を創っていくというibgの原点は、この年にあるのかもしれません。
体制拡大と新規事業への挑戦
ibgの設立主旨に賛同するスタッフが更に集まり、年末には30名まで体制拡大しました。オフィスは手狭となり、同年5月中旬には新オフィスでの業務を開始しています。スタッフの挑戦心を大事にしたいibgでは、この年、様々な新規事業の検討を実施しました。ECO, IR, Traceabilityなど果敢に挑戦をしましたが、残念ながら成功には繋がりませんでした。一方、コンサルティングサービスでは、世界Top500企業がお客様となり、また2007年に取組んだコンサルティングツール(iSoul®)開発も奏功し、好業績を残すことができました。
2007年5月27日、ibg上海設立
僅か4名でのスタートですが、規模は小さくても大きな志を持っています。その志とは、“InterBridge(橋渡し)”を通じて、“境界”に発生する種々の課題を解決できるコンサルティング集団になることです。一つの分野に特化する訳ではないので、スタッフには幅広い知識・専門性と高い見識、解決策を推し進めるリーダーシップが求められます。やる気に満ち溢れる優秀なインターン生を迎え入れたのも、設立初年度のこの年でした。当時整備した様々な社内研修は、現在の“Entry Level Training(2週間)”や“ルーキープラクティス(3か月余り)”の基礎となっています。